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2007年2月12日 (月)

うどんを食べながらガラパゴスを思う その3

 こうして考えてみると、
多様性の維持というのは正しいようで
特別根拠があることではない。

 ただし「正しい和食」の認証制度に象徴される
日本側の動きは単純な文化の多様性維持の問題だけではない。
むしろその背景にあるのは、
多様性の相互理解の欲求ではないかと思う。

 欧米のヘンテコ和食は欧米の日本理解の象徴である。
いつまでもたってもエキゾチック・ジャパンから抜け出さない。
他人に自分を知ってもらいたいというのは
普通の人間関係でも見られる欲求だと思う。

 だったらやることは1つだ。
日本の文化を知ってもらえるように努力すること。
日本は文化的なマイノリティーなので
この分野で苦労することは間違いない。
ただ、その努力はまだまだ不足している。
政府もアホな農水大臣に騒がせるより、
もうちょっとマシな文化政策を考えた方がいい。

 しかし、私はこの議論には賛成しない。
別に外人が日本のことをどう考えようが関係ないと思う。
日本人が日本のことを知ってもらいたいと言うとき、
その対象はまず間違いなく欧米である。
これは劣等感の裏返しに過ぎない。

 自らの価値基準をもっていれば、
他人の評価などはどうでもいいことだ。
むしろそちらで努力された方がよろしいと思う。
ガラパゴスのゾウガメは発見されて喜んだだろうか?
彼らは何にも言わないけれど、
迷惑だったに違いない

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